宮城県石巻港で秋から冬にかけて水揚げされる金華さばは、脂のたっぷりの大型の鯖で人気のブランドサバです。
鯖は、日本人が昔から人気の魚で、大分の「関さば」、神奈川の「松輪さば」、青森の「八戸前沖さば」など、日本各地にあるブランド鯖の中でも、漁獲量が少なく、幻の魚とも言われる「金華さば」を今回ご紹介します。
金華サバとは
宮城県石巻市の沖にある金華山から獲れるサバの中で、厳しい基準をクリアした大型で脂がのったものが「金華さば」ブランドとして認証されています。
毎年11月上旬頃に青森県沖から茨城県の海域で獲れたマサバの中から、大型で新鮮で脂肪が15%以上あるものを選び、金華さばと認定されます。
認証されるのは大型で脂がのったものに限られます。そのため、味わいは脂が多く、身の旨みが強く、後味はすっきりとしています。
シーズン中には、石巻市内の多くの店で鮮度抜群の「金華さば」料理を味わうことができます。認証シールが貼られた刺身や加工品は、ブランド基準を満たさないマサバが流通しないように、通しナンバーで厳重に管理されているとのことです。
金華サバの食べられる時期
シーズンは11月上旬から2月頃